<和訳の時に少し気を付けること>
英語についての超基本的なことについては、まず
こちらの内容を確認してください。
それらを踏まえたうえで、気を付けたいことを、箇条書きでまとめます。
□前置詞で導かれる語のまとまりは、だいたい「句」。(中にSVを含まない)
例. in this town. on the desk. など
□if、that、whenなどで導かれる語のまとまりは、だいたい「節」。(中にSVを含む)
例. If it is sunney tomorrow, that I've ever seen. when I was a child, など
和訳をするうえで、単語や句はそれほど意識することはないと思います。
重要なのは「節」の方ですね。「節」の中にはSVが含まれるので、
「節」の中にないSVがその文のメインの主語+動詞という事になるので、これを見極める訓練を重ねてください。
□andなどの等位接続詞の接続範囲の見分け方
まず、「等位」の意味ですが、前後に同じ形のものがくると考えてください。
語と語、句と句、節と節のような形です。
少し慣れが必要ですが、
andなどが出てくれば、後ろがどこまでの範囲をさしているか見極めるようにしてください。
それが分かれば、それと同じ形をandの直前から探せば、どれとどれが接続されているかが分かると思います。
かなり絞り込んでまとめましたが、これらを意識すれば文の構造がほぼつかめると思います。
文の構造さえわかってしまえば、あとは単語の知識だけでどんな文章でも和訳できるようになります。
和訳するときは、初めから日本語の語順に合わせて英文を追うのではなくて、英文をはじめから読みながら構造を見極めましょう。
最後に和訳するときの手順を、もう一度まとめます。
1.英文をはじめから読みながら、前置詞や節を導くifなどがあれば、それらの訳は一旦保留する。
2.節の中にない動詞(V)が出てくるところまで読み進め、その手前までを主語(S)として訳す。
3.1.で保留した部分や、動詞(V)の後ろからは、意味の塊ごとに訳していく。
4.読み進めるときは、1.〜3.の作業を繰り返していくが、設問として日本語を書く必要がある時は、最後に語順を日本語に適した形にまとめ直す。
かなり慣れる必要があるかもしれませんが、慣れれば英語を英語の語順のまま理解することができるようになります。
頑張ってください!
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